これからの日本は少子高齢化が進み、深刻な労働力不足に陥ることが懸念されています。
特に、若年層が首都圏に流出してしまう地方企業の人材不足は深刻であり、喫緊の課題となっています。その課題を解決するため、外国人労働者を受け入れる企業が増加しています。2019年4月には特定技能制度が導入されたこともあり、企業活動を支える外国人労働者の数は大幅に増えています。
そこで私たちは、富士市をはじめとする静岡県内の企業、地域、行政と連携し、外国人労働者を家族のように迎え入れ、一人ひとりを大切に支援する富士山メソッド・プロジェクト(以下「FMP」という)を展開してまいります。「富士山の麓でみんなが幸せになる!」をスローガンとし、働く人・企業・地域にとっての三方良しを実現し、次代の地域づくりに貢献してまいります。


富士山メソッドプロジェクトが目指す三方良し

三方良しのイメージ

活動スローガンである「富士山の麓でみんなが幸せになる」は、私たちが大切にしている三方良しの精神に根ざしています。この活動における三方とは、「働く外国人」「企業」「地域」です。私たちはこの三方の信頼関係を丁寧につくり、お互いが助け合える関係性を構築します。この三方良しこそが、これから目指すべき地域共生社会の実現につながると信じています。

「働く外国人」にとっての良し!

生活の安定

定期的な自宅訪問を通して、外国人の皆さんとの信頼関係を深め、健全な生活習慣を継続できるようサポートします。
随時、相談に対応することで、外国人の皆さんの心が少しでも安らかになるよう努めています。

日本語能力の向上

日本での仕事や生活を充実したものにするためには、日本語能力の向上が欠かせません。日本語能力試験対策だけでなく、日本人とのコミュニケーションが楽しくなることを目指しています。

「企業」にとっての良し!

人手不足の解消

外国人労働者を受け入れることで、人手不足を解消することができます。ただし、現代は「働く人が企業を選ぶ時代」となっており、これは外国人も同様です。外国人労働者の定着率を高めることが、中長期的な課題解決につながります。

職場の活性化・ダイバーシティの推進

若くて活力のある外国人の皆さんが入社することで、職場は明るくなります。社員の皆さんは、外国人と意思疎通を図るために、わかりやすい言葉で、丁寧に話をするようになります。お互いの違いを認め、協力して働いていくことはダイバーシティの推進につながります。

「地域」にとっての良し!

異文化交流

地域の中で外国人と交流できる機会が増えていきます。自分とは異なる価値観やバックグラウンドを持つ人々と交流することで、他国の文化、宗教、価値観等を知ることができます。そして、日本や静岡の魅力を再認識することにもつながります。

地域共生社会の実現に向けた第一歩

日本は地域共生社会の実現を目指しています。これは、「地域で暮らす一人ひとりが主体性を持ち、時代の変化に伴う様々な事象を受け入れながら、我が地域づくりに参画していくこと」だと捉えています。 企業、地域、行政等と連携し、少しでも次代の地域づくりのお役に立てるよう邁進します。


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