イベントレポート
年に一度のイベント「鎌倉遠足」に行ってきました! ~ミャンマー人の皆さんと一緒に~
富士山メソッドプロジェクトでは、毎月レクリエーションを実施しています。
レクリエーションは、働く外国人の皆さんが、楽しみながら日本の文化を知り、地域の皆様と交流することができるようなオリジナルのプログラムを企画しています。
4月レクリエーション「鎌倉遠足」
4月23日(日)のレクリエーションは、年に一度の遠足を実施しました。
今回の行き先は、ミャンマー人の皆さんにとって特別な場所である「鎌倉」です。
この日は富士市で働くミャンマー人の皆さんだけでなく、ミャンマー人の皆さんと同じ職場で働く社員様や、日頃より富士山メソッドプロジェクトをサポートしてくださっている地域の方々にもご参加いただき、合計34名で鎌倉遠足を実施しました。
鎌倉はミャンマー人の「聖地」
今回は事前にミャンマー人の皆さんにアンケートを実施し、遠足の行き先を決定しました。
その中で満場一致だった希望先が「鎌倉」です。
さらに、鎌倉での希望の行き先のアンケートを取ったところ、こちらも満場一致で「鎌倉大仏」という結果でした。
ミャンマー人の大多数は仏教徒であるため、皆さんにとって大仏はとても身近で、そしてとても特別なものなのです。
しかし、日本には鎌倉大仏の他にも、数々の大仏が存在します。
その中でなぜ鎌倉大仏はミャンマー人にとって特別なのでしょうか?
理由は諸説ありますが、今回遠足に参加した皆さんは、
・「顔立ちがミャンマーにある大仏に似ている」
・「屋内ではなく、雨風に打たれながらも外で佇む鎌倉大仏を見ると感動する」
・「ミャンマーの大仏と同じ魂を感じる」
ということをおっしゃっていました。
そんなミャンマー人の皆さんにとって特別な場所「鎌倉」での遠足の様子を、サポートスタッフの大竹より報告いたします。
鎌倉遠足の様子
いざ鎌倉へ出発!(7:30~9:30)
34名の参加者の皆さんと共にバスへ乗り、鎌倉へ出発しました。
バスの中では一人ひとり自己紹介を行い、交流を深めました。 また、今回の遠足で向かう「鎌倉大仏」や「鶴岡八幡宮」の豆知識や歴史などを学びました。
皆さん鎌倉への到着が待ちきれない様子でした!
念願の鎌倉大仏と対面!(9:45~10:45)
いよいよ鎌倉大仏に到着しました!
ミャンマーの民族衣装を着て写真を撮影したり、お祈りを捧げたり、大仏の置物を購入したりして、念願の鎌倉大仏を満喫していました。
鶴岡八幡宮を満喫(11:15~12:30)
続いて鎌倉の名所「鶴岡八幡宮」に行きました。
全員で参拝した後に境内を散策しました。日本でも有名な観光スポットの美しい風景や人の多さに、皆さん驚いていました。
昼食・小町通りを散策(12:45~14:30)
鶴岡八幡宮を出て、小町通りを散策しながらお昼ご飯を食べました。
昼食は鎌倉の名物グルメ「しらす丼」や、代表的な日本料理である「うどん」を食べました!
由比ヶ浜海岸へハイキング!(14:30~16:00)
昼食後は鎌倉駅周辺を通過しながら、由比ヶ浜海岸へ全員で歩いて向かいました。
アンケートでは鎌倉大仏に次いで実習生の皆さんに人気だった由比ヶ浜海岸。皆さんは最後に美しい自然に触れることができ、大満足の様子でした!
おわりの会(16:00~16:30)
最後は海辺でおわりの会を実施し、帰路につきました。
おわりの会では毎月のレクリエーション同様に、4月に誕生日を迎えた方を皆さんでお祝いしました。
ミャンマー人技能実習生の感想
- 行きたいと思っていたところによく連れて行ってくれました。連れて行ってくれて本当にありがとうございました。
- 天気も良くて、大満足です。
- 良い経験ができて、知識も身につきました。
- 行きたいところに連れて行ってくれてありがとう。
- 行きたいところに連れて行ってくれてありがとう。
- 私達が何もしなくてもいいように計画してくれました。
- ハッピーな気持ちです。
レクリエーションを終えて
富士山メソッドプロジェクトとしての初めての遠足となりましたが、ミャンマー人にとって特別な鎌倉という地に行くことができたことは、皆さんにとって大切な思い出になったのではないかと思います。
そして、ただ鎌倉に行くだけではなく、職場や地域の方々、そのお子様達とミャンマー人の皆さんが仲を深めながら遠足を楽しむ姿を見られたことが、担当者として何より嬉しかったです。
今後もこのような素晴らしい時間を創出できるよう、企画・運営に努めてまいります。
最後に、鎌倉遠足の実施にあたりご協力くださいました関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
大竹 岳