かぐや姫伝説を学び、折り紙・和楽器音楽会を体験! ~ミャンマー人の皆さんと一緒に~

富士山メソッドプロジェクトでは、毎月レクリエーションを実施しています。
レクリエーションは、働く外国人の皆さんが、楽しみながら日本の文化を知り、地域の皆様と交流することができるようなオリジナルのプログラムを企画しています。

3月レクリエーションのテーマ

3月26日(日)のレクリエーションは、以下の2つをテーマとして実施しました。
① 富士市に伝わるかぐや姫伝説を学べる「富士山かぐや姫ミュージアム」や、日本の伝統文化である「折り紙」「和楽器音楽会」を見学・体験する。
② 見学・体験を通じて、ミャンンマー人の皆さんと地域の方々の交流を深める

日頃より富士山メソッドプロジェクトをサポートしてくださっている方々にもご参加いただき、30名程の人数でレクリエーションを実施することができました。
サポートスタッフの大竹より、当日の様子を報告させていただきます。

レクリエーションの様子

富士山かぐや姫ミュージアム館内見学(9:30~10:45)

今回のレクリエーションは広見公園で実施しました。

はじめの会を終えた後、「富士山かぐや姫ミュージアム」へと移動しました。
館内をスタッフの方にご案内いただき、富士市に伝わるかぐや姫伝説を学びました。

折り紙教室(11:00~12:00)

広見公園内にある染色室をお借りし、「折り紙教室」を行いました。
ボランティアの方々に折り方を教えていただきながら、「富士山」と「鶴」をつくりました。
皆さん苦戦をしながらも、折り紙を楽しんでいました!

昼食・和楽器クイズ大会!(12:00~13:15)

この日は雨が降っていたため、皆さんが楽しみにしていたお花見はできませんでしたが、
作ってきた料理を分け合って自分の出身国の料理を紹介したり、写真を撮ったりしてお昼休みを楽しみました。

昼食後は午後の「和楽器音楽会」に向けて、「和楽器の漢字読めるかな?クイズ大会」を実施しました!

音楽鑑賞会(13:30~14:15)

旧稲垣家住宅で開催された「かやぶき農家の癒しのおんがく会」を鑑賞しました。
尺八や琴の音色を聴くことができ、大変貴重な経験をすることができました。

鑑賞後は広見公園内の桜を見に行きました。
皆さん降っている雨を気にも留めず、大喜びで写真を撮っていました。

ミャンマー人技能実習生の感想

  • 紙を折るのは苦手だけど、花を見るのは好きです。
  • もっと花を見たかったです。
  • 雨が降ってお花見ができなくて残念でした。
  • 折り紙はミャンマーで折ったことがありました。
  • 最後に桜の写真がとれて、嬉しかったです。
  • 楽しかったです。

レクリエーションを終えて

富士山メソッドプロジェクトのスローガンである「富士山の麓でみんなが幸せになる!」を実感することができたレクリエーションとなりました。
富士市内の施設・自然を舞台に、富士市に関わりの深い方々がレクリエーションを通じて集い、そこで楽しみながら関わりを深めていく。そこには国籍や立場に対する偏見などなく、相手を理解したい、思いを伝えたいという「素直な気持ち」と「愛」が溢れていたと私は感じました。

今後も富士山メソッドプロジェクトのスローガンを実現するための大切な機会として、レクリエーションを企画・運営していきたいと思います。

最後に、3月レクリエーションの実施にあたりご協力くださいました関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

大竹 岳

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