「日本語能力試験(JLPT)」に同行しました!

2023年12月3日(日)に、全国各地で「日本語能力試験(JLPT)」が行われました。

今回は富士市内の事業所で技能実習を行っている12名の皆さんの受験をサポートしました。
当日同行した大竹より、日本語能力試験(以下JLPT)の概要や、当日の様子などをお伝えさせていただきます。

日本語能力試験(JLPT)とは?

JLPTとは「Japanese Language Proficiency Test」の略で、日本語が母国語でない外国人向けの日本語能力を測定する検定試験です。

JLPTは日本だけでなく、54 の国・地域、168 都市で、年2回(7月と12月)実施されます。

日本での就労や日本の学校への入学等に関連する重要な試験であり、多くの外国人が年2回の試験に向けて日々勉強に励んでいます。
JLPTについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もお読みください。

『受験者数が増えている日本語能力試験(JLPT)とは?』
 👉https://fujisan-method.jp/info/892/

日本語能力試験(JLPT)当日の様子

前述した通り、外国人の皆さんにとって大変重要なJLPTを良い状態で受験していただくために、富士山メソッドプロジェクトでは試験当日の会場への送迎サポートを行っています。

今回は静岡県立大学草薙キャンパスで行われたN2試験と、沼津市のプラザヴェルデで行われたN3・N4試験に同行しました。
ここではN3・N4試験に同行した様子をお伝えします。

試験会場に到着

会場に到着すると、多くの外国人の皆さんが会場にいらっしゃいました。
N3受験者は沼津会場だけで1,000名程いたそうです。 皆さんは大変緊張していました。
車の中や会場前で、試験に向けて最後の復習をしていました。

試験開始

レベルごとに分かれて試験会場へ入っていきました。
JLPTは長丁場です。受験レベルによって時間は異なりますが、試験は休憩を挟みながら12:30~16:30頃まで行われました。

問題を解くペース配分や集中力も、JLPT合格のために重要な要素となるようです。

無事に試験終了!

皆さんが会場の外へ出てきたのは17:00頃でした。
全員とても疲れた様子でしたが、帰りの車の中では「今回は合格したと思います!」「読解が難しかったです…」「日本語教室で勉強したことがある漢字が試験に出ました!」など、試験の感想を沢山聞かせてくれました。

受験したミャンマー人技能実習生にインタビューをしてみました!

今回受験した皆さんや、私たちが日々サポートしているミャンマー人の皆さんに、JLPT受験の理由や今後の目標などをインタビューしました。

Q1.どうしてJLPTを受験しましたか?

A.私は日本人が好きです。
もっと日本人と自然にコミュニケーションを取れるようになりたいので受験しました。

A.私は日本でずっと働いて、住み続けたいです。

そのためにはコミュニケーションのためにも、就職のためにも、JLPTが重要になるので受験し続けています。

A.将来ミャンマーに帰って、ミャンマーの日本語学校の先生になりたいからです。

A.将来はミャンマーで自分自身がお世話になった日本語学校の事務員として働きたいです。

そのためには日本語でメールのやり取りなどができなければならないため、読み書きの力を身につけるために受験しました。

Q2.JLPTを受験するために、どのくらい勉強しましたか?(N4・N3取得者)

(N4合格者)
N4受験に向けては、一日2時間くらいの勉強を、3ヶ月間続けました。

(N3合格者)
A.私もミャンマーで1年くらい日本語の勉強をしました。
N3受験に向けては、日本に入国する前後は色々大変で、毎日勉強することはできなかったので、1回2時間の勉強を週5日行うようにしました。それを半年間くらい続けました。

Q3.何級まで取得したいと考えていますか?

A.自分の夢のためには、N1まで必要です。頑張ります!

A.技能実習の期間中にN2まで取得することが目標です

A.とりあえずN3まで取るつもりですが…考え中です。

それよりも実際の会話力を身につけたいので、日本人と会話の練習を沢山したいです。

日本語能力試験(JLPT)を同行して感じたこと

まずは試験会場にいる外国人の方々の人数の多さに、とても驚きました
在留外国人が増えていることは把握していましたが、今後多くの外国人の方々と共生していく必要があるということを肌で感じました。

そして、母国を離れ日本で生活し、JLPTを受験している方々は、私の母語である日本語を勉強しているわけですから、私達日本人と共生する意思があると思います。
実際に、私が日本語教師養成講座を受講しているときに教育実習で生徒役を務めてくださったミャンマーの留学生の方が会場で私を見つけ、挨拶に来てくれました。
日本語でのコミュニケーションを恐れず、わざわざ声をかけてくださったことに感動しました。

そのことから、大切なのは私たち日本人が外国人の方々を歓迎し、共に幸せを目指そうという心を心の底から持てるかどうかなのではないかと、JLPTを受験する外国人の方々を見て思いました。

共生社会の進歩発展に少しずつでも貢献していけるよう、日々の日本語指導や生活サポートに努めていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

大竹 岳

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