私たちの取り組み
富士市国際交流フェア初参加!~外国人の皆様がステージで会社紹介&ダンスパフォーマンスを披露しました!~
富士山メソッドプロジェクトでは、毎月レクリエーションを実施しています。
レクリエーションは、働く外国人の皆さんが、楽しみながら日本の文化を知り、地域の皆様と交流することができるようなオリジナルのプログラムを企画しています。
今回は2月2日(日)に総勢27名でレクリエーションを実施することができました。
サポートスタッフの塩川好輝より、当日の様子を報告させていただきます。
富士市国際交流フェアとは

富士市国際交流フェアは、富士市が主催する年に一度のイベントです。
このフェアは、地域住民と外国人住民が互いに理解を深め、文化交流を促進することを目的としています。
フェアでは、民族楽器の演奏や舞踊、ファッションショーなどのステージアトラクションの他、各国の料理が楽しめる出店も行われます。さらに、地域団体や外国人団体の出展ブースでは、活動紹介や募金活動が行われ、来場者同士の交流が活発に行われます。毎年、地域の方々や外国人住民が国際的な交流を深める場として、多くの人々に親しまれています。
富士山メソッドプロジェクトは、「富士山の麓でみんなが幸せになる」をスローガンに掲げ、富士市で働く外国人を家族のように迎え入れ、一人ひとりの生活やキャリアを大切に支援する活動を行っています。
富士市国際交流フェアは、地域住民と外国人住民が互いに理解を深め、文化交流を促進することを目的としたイベントです。この目的は、私たちの理念と大きく共通しています。
そこで、フェアへの参加を通じて 外国人の皆さまと地域住民の方々が交流し、お互いの理解を深めるきっかけになればという思いから、今回の参加を決めました。
当日の様子
今年で第37回を迎える富士市国際交流フェアは、終日大盛況でした。会場では、民族楽器の演奏や舞踊、ファッションショーなどのステージアトラクションが行われ、さらに世界各国の料理が出店して、多くの来場者で賑わいました。外国人の皆さんも様々な文化触れ、フェアを満喫していました。


出展ブースの様子
出展ブースでは、富士山メソッドプロジェクトの活動紹介とミャンマー雑貨の販売を実施しました。
これまでのプロジェクト活動を紹介するため、活動写真や、外国人の皆さんが手作りしたミャンマー・スリランカの地図を掲示しました。ブースに訪れた方々には、これらの掲示物を見ていただきながら、活動の説明を行いました。
ミャンマー雑貨の販売は、ミャンマーで募金活動を行っている団体様のご協力により提供いただきました商品を販売しました。
販売による収益はすべてミャンマーへの募金となるため、プロジェクトメンバーのミャンマー人の皆さんも積極的に販売に取り組みました。
出展ブースの活動を通して、外国人の皆さんが積極的に日本語で会話する姿が印象的でした。
また、富士市の小長井市長にもお越しいただき、富士市と外国人の交流がより深まっている様子が感じられました。



ステージ発表の様子
ステージ発表では、15分間にわたって会社紹介、自己紹介、そしてダンスパフォーマンスを披露しました。会社紹介と自己紹介は事前に日本語教室で先生と一緒に原稿を作成し、発表練習を重ねた結果、本番では堂々と日本語で発表を行いました。

ダンスパフォーマンスは、「よさこい」と「ミャンマー民謡ダンス」の2つを披露しました。
よさこいは、よさこいチーム「あっぱれ富士」の皆さんにご協力いただき、発表前の練習からお付き合いいただきました。本番は練習の成果も発揮し、大人数で迫力ある踊りを披露しました。

ミャンマー民謡ダンスでは、ミャンマー人女性6人が息の合った美しいダンスを披露しました。このダンスのために、フェアの1カ月前から個別練習を開始し、本番の1週間前には6人全員で集まり、入念な練習を重ねました。
当日は緊張しながらも、練習の成果がしっかりと表れ、美しく揃ったダンスを披露し、会場も盛り上がりました。
本プロジェクトの発表がステージ発表の最後だったこともあり、多くの皆さまに発表を見ていただく事ができ、外国人の皆さんも満足している様子でした。

レクリエーションを終えて
富士市国際交流フェアには、私も初めて参加をしました。フェアの目的である地域住民と外国人住民が互いに理解を深め、文化交流を促進することに共感している方達が多く参加され、会場内でも自然と日本人と外国人関係なく、積極的にコミュニケーションを取り合う、明るい雰囲気のフェアだったと率直に感じました。
本プロジェクトメンバーの皆さんも、フェアに参加された地域の方々と多くコミュニケーションを取ることができました。普段関わることができない地域の方達と交流を深めることができ、貴重な機会であったと感じました。
本プロジェクトのスローガンである「富士山の麓でみんなが幸せになる」は、外国人の皆さんだけでなく、会社と地域の三方良しの実現を目指し、このレクリエーションも実施しています。
富士市国際交流フェアでは、日本人と外国人関係なく、お互いにコミュニケーションを取り理解を深める部分が、特に本プロジェクトのスローガンと共通する部分があると強く感じました。ぜひ来年以降も継続してフェアに参加したいと思います。
また今回のレクリエーションを通して、外国人の皆様が「参加して良かった」「レクリエーションを通じて多くのことを学ぶことが出来た」と感じられるような、レクリエーションを実施していきたい、私もメンバーの一員としてその時間を一緒に居たいと強く思いました。
最後に、今回もレクリエーションの実施にご協力いただいた皆様のおかげで、実習生の皆さんにとって 学びと楽しさのある貴重な時間を作ることができました。心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

塩川 好輝