イベントレポート
丸火自然公園で「飯盒炊飯」と「自然遊び」をしてきました! 〜ミャンマー人の皆さんと一緒に〜
富士山メソッドプロジェクトでは、毎月レクリエーションを実施しています。
レクリエーションは、働く外国人の皆さんが、楽しみながら日本・富士市の文化を知り、地域の皆様と交流することができるようなオリジナルのプログラムを企画しています。
9月レクリエーションのテーマ
カレーづくりと自然遊びで、富士山メソッドの絆を深めよう!
今月のレクリエーションは、富士市にある丸火自然公園で実施しました。
今月のレクリエーションには、8月に日本に入国し、富士市で働き始めた6名のミャンマー人の方々にもご参加いただき、総勢23名でレクリエーションを実施することができました。
サポートスタッフの大竹より、当日の様子を報告させていただきます。
レクリエーションの様子
はじめの会(10:00~10:30)
初めて参加された方々がいましたので、お互いの自己紹介や、今日のレクリエーションで楽しみなこと等を皆さんにお話しいただきました。
その後は飯盒の使い方などを全員で確認し、カレーづくりのチーム分けを行いました。
炊飯棟で日本のカレーづくりにチャレンジ!(10:30~12:30)
6チームに分かれて、日本のカレーづくりにチャレンジしました。
皆さん普段から自宅で料理をしていることもあり、大変手際よく調理を進めていました。
火おこしやかまどの使い方も上手で、企画をした私たちスタッフが教わる場面がほとんどでした。
少しのハプニング?がありながらも、6チームとも協力しながらおいしいカレーを作ることができました!
日本のカレーを食べるのが初めての人がほとんどでした。ミャンマーの方はとても辛い食べ物が好きですので、皆さん口をそろえて「日本のカレーは甘い!」と言っていました。
おいしく食べた後は「来た時よりも美しく」という日本の精神を大切にして、片づけを行いました。
丸火自然公園内で自然遊び(13:00~14:00)
丸火自然公園内にあるアスレチックやアリジゴク、自然を堪能できるコースなどで、皆で楽しく遊びました。
おわりの会(14:00~14:15)
おわりの会ではいつものように、8月と9月に誕生日を迎えた方のお祝いをしました。
その後、教育現場での指導経験が豊富な大ベテランの米山先生から、公園内にあった「ススキ」のお話をしていただきました。 次回のレクリエーションの案内も聞いた後、皆さんは笑顔で帰路につきました。
ミャンマー人技能実習生の感想
- 日本人のメインディッシュであるカレーを作る機会は初めてだったので、嬉しかったです。
- グループで協力しなければいけないので、チームで力を合わせる大切さを実感しました。
- 日本人と一緒にカレーを作るので、日本語能力が必要でした。チームの活動は日本語が上達する良い機会だと思いました。
- 初めて会った人も多かったのですが、こうやってグループで料理を作ることで、みんなとの距離が近くなりました。
- 先輩たちと日本のカレーを一緒に作ってみて、とても楽しかったし、仲良くなれました。
- 先輩や友達、富士山メソッドプロジェクトの人たちと一緒にカレーをつくったり、遊んだりするのはとても楽しいです。これを企画してくださった関係者の皆様に感謝いたします。
レクリエーションを終えて
今回は日本のカレーづくりと自然遊びを通じて、初めて会う方々同士、楽しく交流してほしいという気持ちで企画しました。
「同じ釜の飯を食う」ということわざが日本にはありますが、皆で協力してつくって食べることの楽しさや幸せを改めて感じ、教育現場などでもよく実施される「飯盒炊飯」の意義を改めて実感することができました。
また、新たな仲間が加わり、これまでとはまた少し違う雰囲気になったことも嬉しく思いました。
ご参加いただける方々が少しずつ増え、レクリエーションが皆さんの幸せの一つとなるよう、これからも実施していきます。
最後に、9月レクリエーションの実施にあたりご協力くださいました関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
大竹 岳