社会福祉法人誠信会様 – 導入事例
企業概要

ふじふくしの里 昭和33年の狩野川台風(静岡県伊東半島で約930名の死者行方不明者)で孤児となった”子どもを笑顔にしたい“という想いから、「子ども達が幸せに過ごせる社会」を目指し、静岡県富士市玉泉寺の胸内に児童養護施設を設立しました。
設立後、地域社会のお年寄りや障がい者など様々な福祉の課題があり、地域福祉を促進するため、富士の地に「ふくしの里」づくりを掲げ、児童・障害・介護の施設を営む総合福祉法人として、総合福祉サービスを展開しています。
法人名 | 社会福祉法人誠信会 |
事業 | 子育て事業、介護事業、障がい者支援事業、 地域生活相談支援事業 |
法人理念 | 「郡生和楽」 |
従業員数 | 287名 ※2024年9月時点 |
上司インタビュー
外国人を迎え入れる上で、不安に感じていたことはありますか?
コミュニケーションが不安でした。
1つは職員同士の日本語でのコミュニケーションです。介護の仕事をする上で、コミュニケーションはとても重要です。ミョさんがどれくらい日本語でコミュニケーションが取れるのか、わからない部分が多かったので不安がありました。
もう1つは利用者様とのコミュニケーションです。障害介護の分野となりますので、日本人でも最初はコミュニケーションが難しい部分が多いです。外国人の方がコミュニケーションが上手く取れるのか不安がありました。

主任 豊島 崇文さん
実際に外国人と働いてみてどう感じていますか?
最初の不安がそんなに心配しなくて良かったなと思えるくらい、すんなり現場に入り、日々仕事に取り組んでくれています。
日本語の理解も、私達が想像していたよりもレベルが高く、コミュニケーションも問題なくできています。わからない場合は、ジェスチャーなどもしながら伝えると、「はい!わかりました。」と受け答えをしてくれますし、仕事を教える職員達も安心しています。
また私と一緒に働いているミョさんの特性なのかもしれませんが、掃除を隅々まで綺麗にすることや、自分の仕事が終わったあとに自ら「次の仕事はありますか」と積極的に声をかける姿勢がとても良いと感じています。そんなミョさんの姿勢を他の職員も見ていますので、職場内の仕事の意識を高める効果もあると感じています。
FMPのサポートについてどう感じていますか?
私達では対応が難しい生活面でのサポートをしていただいている部分が、特にありがたいと感じています。
実際にミョさんが体調不良により、仕事をお休みした際には、お休みした当日に通院同行と診断結果のご報告をいただけたことで、ミョさんの体調把握や翌日以降の勤務調整などが迅速に対応できました。私達は通常の業務があり、病院同行まですることが難しいです。しかし外国人の方達からしたら、どこの病院に行けば良いのかわからないと思いますし、その他の不安もあると思います。FMPのサポートがあることで、私達会社側だけでなく、外国人の方達から見ても、安心する部分が多いと感じています。


外国人インタビュー
日本での仕事はどうですか?

誠信会の職員の皆さんはとても優しく仕事を教えてくれるため、毎日楽しく仕事ができています。仕事を覚えることで、利用者様に喜んでもらえることが増えるので、これからも頑張りたいです。

私は介護の仕事がしたくて日本に来ました。実際に経験してみて、とても楽しく、やりがいのある仕事だと思いました。仕事は職員の皆さんが丁寧に教えてくれます。日々できることが増えて嬉しく感じています。
これからの目標はありますか?

日本で長く介護の仕事をしていきたいです。そのために、日本語の勉強を頑張ることと、介護福祉士の資格を取るための勉強を頑張りたいです。

まずは日本語能力試験のN3合格に向けて、勉強を頑張りたいです。技能実習3年後、引き続き日本で働くことができる特定技能1号の在留資格を取得したいです。
FMPのサポートについてどう感じていますか?

FMPのレクリエーションがとても楽しいです。同じ富士市で働く外国人やFMPのスタッフと遊び、コミュニケーションを取ると寂しい気持ちもなくなります。また、巡回や面談で困ったことを相談すると、すぐにサポートしてくれるので感謝しています。

日本での生活は、わからないことがたくさんあります。困ったときにFMPのスタッフに連絡をすると、すぐに対応をしてくれるので、本当にありがたいと感じています。毎週、寮への巡回を行ってくれるので、安心して生活することができています。