私たちの取り組み
「陣馬の滝遊び」と「スイカ割り大会」を通して、地域の方達と交流しました! ~外国人技能実習生の方々と一緒に〜
富士山メソッドプロジェクトでは、毎月レクリエーションを実施しています。
レクリエーションは、働く外国人の皆さんが、楽しみながら日本の文化を知り、地域の皆様と交流することができるようなオリジナルのプログラムを企画しています。
今回のレクリエーションは総勢39名でレクリエーションを実施することができました。
サポートスタッフの大道桂三より、当日の様子を報告させていただきます。
8月レクリエーションのテーマ
生活している地域の観光スポット「陣馬の滝」で日本の自然を体験しよう!
日本の夏の人気イベント「スイカ割り大会」を体験しよう!
今回は地域の方との交流をテーマに、実習生の皆さんだけでなく、スタッフと交流があり富士市で暮らすご家族やスタッフの親族も参加をしました。「陣馬の滝遊び」と「スイカ割り大会」を通じて、当日参加した方達同士が交流する内容でレクリエーションを実施いたしました。
レクリエーションの様子
陣馬(じんば)の滝遊び
陣馬の滝は、静岡県富士宮市にある滝です。「陣馬」は、平安末期の武将・源頼朝が富士の巻狩りの際に、この滝の近くに陣を敷いたことに由来しているそうです。
陣馬の滝は、滝のすぐ傍まで近づくことができるため、滝の迫力を感じることができます。また駐車場スペースも多く確保しているため、地元では人気スポットです。
実習生の皆さんも、靴を脱いで川に入ったり、滝を背景に写真撮影をしたり、日本の自然を存分に体験していました。
猪之頭公園 ランチ
陣馬の滝から車で5分程度で到着する猪之頭(いのかしら)公園に移動し、昼食を取りました。
昼食では、大きなビニールシートを敷いて総勢39名で一緒に昼食を食べました。
今回ご参加いただいたスタッフのお母様は、普段学校給食を作られていることもあり、参加者全員分の料理を作ってきてくださいました。
料理はおにぎり・鶏のから揚げ・ポテトサラダ・卵焼きなどがありました。全部美味しくいただきましたが、実習生の皆さんから「特にポテトサラダが美味しかった」との声が多く出ました。
スイカ割り大会
ランチの後は、5チームに分けチーム対抗戦のスイカ割り大会を実施しました。
普段は別の会社に勤務し、交流がない実習生の皆さんも同じスイカ割りという目的があったこともあり、自然とチーム一丸となってスイカ割りができるようにコミュニケーションを取っていました。
また今回ご参加いただきました子ども達もチーム対抗戦に入り、子ども達がスイカ割りをする時はチーム関係なく、全員でスイカに棒が当たるよう全員で呼びかけや応援をしました。
途中に急な雨が降りましたが、雨が降っていることも気にならないくらい、白熱したチーム対抗戦が繰り広げられました。
レクリエーション 初参加4名の外国人技能実習生の感想
ミェッさん
私以外にもミャンマーの方達が、富士市で働いていることが嬉しいです。日本に来て1週間で、わからないこともありましたが、レクリエーションに参加できて安心しました。
ニンさん
日本の綺麗な場所で写真を取ることが好きなので、「陣馬の滝」で写真が取れて嬉しかったです。次のレクリエーションに参加することがとても楽しみです。
メイさん
初めての参加で少し緊張しましたが、みんな優しくしてくれてとても嬉しかったです。日本に来て1週間ですが、レクリエーションに参加できて、日本の事がもっと好きになりました。
イさん
スイカ割り大会がとても楽しかったです。レクリエーションに参加し、沢山の人達と仲良くできたことが嬉しかったです
レクリエーションを終えて
今回は実習生の皆さんだけでなく、富士市で暮らすご家族やスタッフの親族もレクリエーションに参加をし、「陣馬の滝遊び」や「スイカ割り大会」を通して、レクリエーションに参加された皆さんが交流することをテーマに実施いたしました。
地域の人たちと交流をすることで、実習生の方達は普段の生活の中でも、地域の方とコミュニケーションができる機会が増え、生活している地域で自分の居場所ができ、日々の生活が充実してくると思います。
また地域の方達も知らない日本の環境で、元気に生活している外国人の方達の姿勢から、刺激を感じることができると思います。
実習生の方達と地域の方達との交流は、お互いにより日々の生活を向上させる中で、欠かせないことだと私は感じています。
レクリエーションの終わりの会では、富士山メソッドプロジェクト相談役の米山より、「レクリエーションを今後も大切に継続していくこと。そしてレクリエーションの活動を地域のみんなに知ってもらうこと」について話しがございました。
今回のレクリエーションのように、実習生の皆さんだけでなく、地域の方達が自然と参加し、交流できるレクリエーションを企画し、継続的に実施していきたいと思います。
大道 桂三